~ 自己破産 ~ 相談方法と弁護士を立てるメリット
自己破産などの借金整理を行うことになれば、弁護士を立てるかどうかを決めなければいけません。
まずは相談をしましょう。
弁護士や司法書士への相談はお金がかかるというのはご存知でしょうか。
それもかなり高額です。
この辺りは、テレビ番組などで割と盛んに報じられたり語られていたりするので、知っている方も多いかもしれません。
その為、いきなり自己破産などの相談を持ちかけにいくのは、少々割高感があります。
最初は、メールでの相談をお勧めします。
最近の法律事務所は、無料相談を行ったり、メールで受け付けたりしています。
そういった物を利用すると良いでしょう。
特にメールの場合は、自分の相談したい事、現在の状況など、話すべき内容をしっかり整理してから文書として送られるので、しっかりした質問をすることができます。
では、返ってくる返事はどうなのでしょう。
無料だからいい加減なもの、という事はありません。
それでは意味がありませんから、当然ですよね。
無料でもちゃんとした弁護士であれば、しっかりした回答をしてくれるでしょう。
その後、返答を元に、本格的にその方もしくは事務所に対して相談をするかどうか決めましょう。
自己破産等を考える場合、弁護士を立てるメリットはかなり数多くあります。
多くの借金整理は、弁護士が行う方が上手くいきます。
同じ整理でも、免除になる額が大きく変わる事もありますし、何より相手に対しての説得力が違います。
弁護士を立てる事で、その費用を考慮しても、得られるメリットは多いです。
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長い人生の中では、誰かにお金を借りなければいけない状況を経験することもあるでしょう。
問題は借りる相手です。
親や兄弟、親しい友人などであれば、通常、あまり深刻な事態に発展することはないでしょう。
しかし、消費者金融などの業者に借金をした場合は、返済が滞るとどんどん事態が悪化し、下手すると人生を狂わせてしまいます。
最近は安易にお金を借りられる方法が増えてきています。
キャッシングローンを始め、カードを使った安易なキャッシングなど・・・。
キャッシングの審査も年々甘くなってきています。
返済能力に若干疑問がある状態と判断しても、それを承知の上で融資する所も少なくありません。
そのような影響で、多額の借金を背負うことになった人がここ10年でかなり増えました。
悪徳業者に騙されたというケースは依然として多く存在します。
しかし一方、客観的に判断しても本人の無責任さが原因と思われるような状況で窮地に追いやられるケースが増えてきているのも事実です。
そんなケースに該当する人にとって、最後の望みは「自己破産」制度です。
自己破産とはどんな制度なのでしょうか?
簡単に言えば、債務者が返済能力を著しく失って、経済的に破綻し、もう支払い能力がない・・・と裁判所が判断した場合、債務者の財産全てを換価することで、借金の返済義務を免除するという制度です。
もっと簡潔に言えば、「ない袖は振れないので、もういいよ」という事です。
ただしその際、必要最低限の生活費・財産以外は全て没収されます。
そして、今後の生活も少なからず制限が加えられます。
とはいえ、自己破産をすれば借金が帳消しになるのは事実であり、制度を利用する事で、自殺などの最悪なケースを免れた人々も多くいます。
自己破産は、個人に対する救済措置として国が設けた制度なのです。
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